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DVDの楽しみ方VOL.3
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ヒトシのDVD教室
テレビ番組をDVDに焼き込むには、まず番組のキャプチャーの道具を揃え、コーデックの名前と特徴を覚え、映像や音声のビットレートを選択し、GOPの扱いなど編集の技術、メニューを作成するオーサリングの技術など様々な技術を覚えなければいけません。ありがたいことに、テレビ番組をDVDに記録する技術を解説する技術書やマニュアル本などはすでにいろいろな種類のものが出版されています。Webページにも解説記事がいろいろと掲載されています。これらにざっと目を通せば、どうすればいいかについては何とか理解することができます。ところが「どうすればいいか」ではなく「何をすればいいか」について教えてくれる解説や、「テレビ番組をDVDのコレクションにして楽しむこと」について書かれたノウハウ本というのはあまり見かけません。そこで、DVDの焼き込み技術という視点ではなく、テレビ番組コレクションを楽しむことを目的としたこの教室では番組コレクションをどう集めるかについて、何をカットするかのカット編集のねらい、チャプター機能の使い方、そしてメニュー画面の作り方などについて触れていこうと思います。
Scene1 ビデオテープには、映画を録画したものだった
最近、テレビでの映画番組がずいぶん減ってきているなあと感じています。そういえば荻昌弘の月曜ロードショー、水野晴郎の金曜ロードショー、高島忠夫のゴールデン洋画劇場、淀川長治の日曜洋画劇場など、映画番組といえばまずは看板解説者が登場するものでした。熱のこもった解説に導かれて徐々に気分が高まってきて、早く本編が始まらないかなと、期待を膨らませてくれたものでした。
番組当日は朝から新聞の番組欄を見て、今夜の映画が2時間ものなのか、それ以上の長さなのか、ビデオテープの型番を120にするべきか180にするべきかを確かめたものでした。冒頭の解説者の解説ごと録画すべきか、それとも本編が始まったところから録画すべきかを悩みつつ、ビデオデッキのポーズボタンに指を添えながら直前のCMを凝視しつつタイミングを測ったものでした。
かつて目白押しだった映画番組は、最近はどうも元気がありません。これは家庭にDVDプレイヤーが普及し、映画のDVDパッケージソフトが安価に入手できるようになったことに原因があるのだろうと思います。筆者もノーカットで途中にCMも入らず特典映像も充実した映画のDVDパッケージソフトを購入することが多くなり、本棚は映画のDVDにすっかり占領されています。
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Scene2 テレビ番組の何を録画するべきか?
映画のパッケージソフトが容易に手に入るようになると、録画したいテレビ番組の候補から映画の比率が激減してしまいました。逆に近ごろ比重を高めてきているのがテレビの連続ドラマと、制作に手間のかかりそうな歴史ものや科学もののスペシャル番組です。お目当ての映画が手ごろな値段で入手できるようになった今でも、テレビドラマや歴史もの、科学もののスペシャル番組はDVDで販売される機会は多くありません。たとえ販売されることになってもハリウッド映画とは違い、マーケットが日本市場に限られるためか相当高価ですし、販売数が限られているためか、すぐに売り切れになってしまいます。
1995年にNHKが放送した「映像の世紀」は20世紀の歴史事象を映像で紹介する名作で、その後も何度も再放送がされています。全11巻でDVDパッケージとしても発売され、内容的にも十分に価値のあるものと言えますが、1巻あたり6000円を越えてしまいます。同じ1995年に公開されたアポロ宇宙船の遭難から生還までを忠実に描いたトム・ハンクス主演の映画「アポロ13」のDVDは2000円前後で販売されています。比べてはいけないことなのでしょうが、「映像の世紀」全部は個人で買い揃えるのは、ちょっと躊躇してしまう価格です。こういう番組こそ録画して個人コレクションを作ろう、と意欲が湧いてきます。
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Scene3 テレビ番組の弱点、突然の「臨時ニュース」
テレビの番組中に臨時ニュースが入ることがあります。番組中、突然ピンポンというチャイムが鳴って画面の上部に2行ほどの文字が入ります。「豪雨警報」「地震情報」「電車遅延情報」「選挙速報」中には野球の試合が何対何で終了した、という情報もあります。筆者が東京在住のためでしょうか、最近臨時ニュースの回数がやたら多いように感じます。「あれは何とかならないかなあ」と溜息がもれてしまいます。確かに生活に関る重要な情報であるということは理解できるのですが、せっかく録画している番組がまるで不完全なものになったような気がして心穏やかではありません。録画中にピンポンというチャイムが鳴る度に「ああ、地震と遅延する電車の無い土地に引っ越したいものだ」なんて思ってしまいます。沖縄だったらだいぶマシになるのでしょうか?
自分は必要ないけれど友達は興味がある番組は、DVDRWに焼いて友達に渡します。 友達は自分でDVDRに保存して、私のDVDRWメディアは返してくれます。 この方式を利用すれば、ファン友達との共同作業にも有効です。同じ日のワイドショー映像を全て所有したい! でも、ワイドショーは各局同じような時間帯に放送しています。 各々担当放送局を決めて、その放送局のワイドショーを一日中録画します。 お目当ての俳優に関する報道部分だけを編集して、DVDRWに保存して友達と交換します。 こうすれば同じ時間帯に放送されている複数のTV局のワイドショーでも漏れなく手に入れることができます。
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Scene4 裏番組も録画しよう
映画番組を中心にビデオデッキで録画していた時代には、映画番組が同じ日、同じ時間帯に重複することがあまり無かったためか気にならなかったことで、テレビドラマやスペシャル番組に狙いを変えた途端に気になりだしたことが、裏番組の録画です。録画したい番組が同じ日の同じ時間帯に重なることが増えてきました。筆者はテレビチューナーカードを入れたパソコンでテレビ番組をキャプチャーして録画していますが、裏番組を録画するためにもう1台パソコンを購入し、2台使って録画することにしました。2台のパソコンそれぞれに1枚ずつテレビチューナーカードを入れています。
最近はパソコンを2台使用しなくとも、2つのテレビチューナーが載ったキャプチャーカードが発売になっています。これを使用すると1台のパソコンで2番組を同時に録画することができます。ただしパソコン1台で頻繁に番組録画をすることになりますから、テレビ番組を録画する時間帯を避けて、DVD記録のための編集作業を行う時間をうまく捻出する配慮が必要になります。
パソコンが番組録画をしている時に同時にDVDの編集作業を行うことはお勧めできません。特にCPU能力をたくさん消費するソフトウェアエンコーダーで番組を録画するテレビチューナーカードを使用する場合には、DVDの編集作業と番組録画とを同時に行った時に問題が起こるか起こらないかを事前にテストして、よく確認しておく必要があります。
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Scene5 裏番組を録画するときの戦略
2台のパソコンを使って重なる時間帯の裏表2つの番組を録画した時に経験したことをご紹介します。筆者は最初のころは、2台それぞれのパソコンに思いつくままに番組を録画し、番組予約も適当にパソコンを選んで録画セットしていました。当初はどちらのパソコンでどんな番組を録画しているかを記憶することはさほど難しくなかったのですが、2〜3ヶ月するうちに、どちらのパソコンにどの番組を録画したのか記憶が混乱して分からなくなってしまいました。特にどちらのパソコンに番組予約を入れたのかが分からなくなると、番組の放送時間が変更になった時に予約変更するのに、こっちじゃなかったあっちだ、と大変です。一時はパソコンにノートをぶら下げて管理した時期もありました。これも不便なものです。
この対策として決めたのが、原則として月曜日から木曜日までの毎週の繰り返し番組を録画するパソコンA(月−木)と、金曜日から日曜日までの繰り返し番組を録画するパソコンB(金−日)とに役割分担をはっきりさせることでした。曜日単位でパソコンを分けると録画される番組も当然どちらかのパソコンにまとまって記録されていきます。同じ曜日に繰り返しの裏番組がある時だけ原則としていない方のパソコンに番組予約を入れることにします。
この分け方にはもうひとつの特典があります。
例えば、日曜日に急に録画したい新たな単発番組が出現した時はこれをパソコンA(月−木)に番組予約します。パソコンA(月−木)は原則としては月曜日から木曜日の間だけ録画セットされているはずですから、急に録画したくなった日曜日の番組の録画とは重複の可能性は少ないわけです。同じように例えば、火曜日に急に録画したい単発番組が出現した場合には逆にパソコンB(金−日)に番組予約を入れます。万が一番組予約しようとしたパソコンに先に予約がある場合には3つの番組が重複していることが分かりますから、どれかを諦める決心をしなければなりませんね。役割を明確に分担してパソコンを使い分けると番組予約の重複の心配をしないで新たな単発番組の予約が安心してできることになります。この戦略は2つのチューナーを搭載したキャプチャーカードを使う場合にも応用できると思います。
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Scene6 CMの位置を効率的に見つけるには
映画番組をパソコンで録画する機会はだいぶ減ってきているのですが、それでもたまにはは映画を録画することがあります。もともと劇場で公開することを前提に作られた映画では、CMが挿入されることは想定されずに制作されています。ですからコレクションを作る方としても、映画からは何とかCMを削除してしまいたいと考えるわけです。そのためにはCMを削除するカット編集の作業が必要になります。
映像編集のためのパソコンソフトはいろいろと販売されていますから、適当なものを購入して、CM削除をします。CM削除の作業を何度も経験してくると、映画ではCMが時間軸上に均等に配置されているわけではないことに気付かされます。映画の前半部分はCM挿入数が少なめで、後半になると頻繁に挿入されるケースが多いようです。視聴者は結末がどうなるのだろうと気になっているので、後半でCM頻度を高くてもチャンネルを変える心配は少ないだろうとテレビ局は計算しているのでしょう。
さて、編集ソフトを使って手動でCMの位置を探し出す時に、これは意外に効率がいいなと感じた方法をご紹介します。30秒ほどの時間単位でボタンをクリックして画像をジャンプさせる方法です。1分単位だと長すぎで、CMを見逃すことがあります。30秒ごとの静止画像を目で見てCMか本編かの内容確認を番組の最後まで繰り返します。何度もマウスボタンをクリックするので面倒くさそうですが、筆者の経験としてはスライダーで画像をブラウズしていくよりは見落としの率が少ないようです。CMの映像を見つけたら、あとはGOP単位あるいはフレーム単位で映像の前後1分ぐらいを細かく内容確認し、その回のCM開始点とCM終了点を発見、マークしてカットします。
最近はMPEG2で記録されている映像データファイルを読み込んでCMの特徴を検出して自動的にCM部分をカットするソフトが販売されているようです(筆者は未体験)。
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Scene7 CMは削除すべきなのか?
録画する番組が映画からテレビドラマや歴史、科学もののスペシャル番組に変わってきたと書きましたが、なぜかこのような番組だとCMがさほど気にならなくなってきました。これらの番組は最初からCMが入ることを想定してシナリオが書かれ制作もされています。そのために映画ほど違和感、を感じさせないのかもしれません。これに加え、何年かたってからこれらの番組を再生して見ていると、CMがその時代の雄弁な語り手になっていることが分かってきたからです。
かつてビデオデッキで番組を録画していた頃、ドラマの時にも映画の時と同様にポーズボタンに指をかけながらリアルタイムにCMカットを行った経験があります。大変な作業ですし、よく失敗もしましたがCMの入らないテレビドラマの録画に何度か成功しました。そのうち段々と面倒になりCMの削除はせず、そのままで番組を丸ごと録画するようになりました。後になって両方のビデオを見て確認できたのは、懐かしい記憶のコンテンツとしてCMも重要部分であり、CMは確かに番組の一部を構成しているものであるという思いでした。先に臨時ニュースの不満を書きましたが、臨時ニュースも10年ぐらい後になると、これも時代の一部だと感じるようになります。不思議なものですね。
ではCMはまったく無視してそのままでいいか、と言うとそうでもありません。チャプターの打ち込み点のきっかけのひとつになりますが、これについては後に説明致します。
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Scene8 少し長めに番組予約をしよう
テレビドラマの最終回の放送が時間枠延長で設定されていることがあります。通常は例えば21時から22時までのドラマを繰り返しで番組予約する設定をしておいたのに、たまたま最終回だけは22時30分までのスペシャル枠で30分だけ延長になっていた。そのため後半部分が録画できておらず、とても悔しい思いをしたことがありました。肝心のテレビドラマの最終回の最後の結末がどうなったか分からなかったのです。テレビ局の番組編成の都合で急に番組開始時刻が遅れることもあります。野球中継の延長がよくこの原因になっていますね。そんなことが起こっても何とか番組全部を録画できるように、普段から21時から22時30分とか23時までとか長めの番組予約を設定しておくと安心です。
最近のキャプチャーカードにはEPG(Electronic Program Guide)と連動することで自動的に番組放送の開始時刻と終了時刻を最新のものに更新してくれる機能が働くものもあります。
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Scene9 番組のタイトルを記録しよう
録画してハードディスクに入っている番組は、DVDに番組を焼き込むにあたって、どこからどこまでを記録すべきコンテンツとすればいいのでしょう? ここでは番組の最初を開始点、最後を終了点と呼ぶことにします。 最初がタイトル曲で分かり易く始まるドラマは開始点を発見するのが簡単です。しかしCMなどの後、いきなりドラマが始まりしばらくしてからタイトル曲が始まる場合もあります。この場合でも良く注意していれば開始点の発見は難しくありませんね。開始点を見つけるためにせっかく注意深く見ているのですから、ドラマなど連続ものの場合にはついでにその回が第何話にあたるのか、その回のエピソードの名称が何なのかを書き取っておきましょう。「映像の世紀、第1集、20世紀の幕開け、カメラは歴史の断片をとらえ始めた」といった情報は後のメニュー作りの作業のときに重宝します。
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Scene10 番組の終了点を決めよう。連続ドラマの場合
終了点をどこにすべきかは、いろいろと選択肢が出てきます。民放のドラマなどでは、番組が終わってCMが入ったかと思うと最後に短いエピソードが続いていたり、ドラマの回を重ねると関連書籍の案内が続いていたり、スペシャルの回の特別予告があったり、プレゼントのコーナーがあったり、次週の予告編があったり終了の仕方が一様ではありません。どこを終了点とするか好みによって意思を決める必要があります。 筆者は面倒なのでどんな番組であっても連続ものの場合は次週の予告編が終了するところを終了点と決めて、いちいち悩まないようにしています。なぜ予告編が終了することを選んだかというと、発見しやすいからです。スタッフロールが画面中を流れ終わってもそれで番組が終了したかというとそうでもないことがあります。放送をリアルタイムに見ていて最終部分を確認できている時は問題ないのですが、予約録画してあって全編を見ていないけれど、DVDに焼き込むために終了点を決める必要に迫られることもあります。次週の予告編部分はその旨が画面中にテロップとして表示されていますし長さや作り方がパターン化していて発見しやすい部分です。この次週の予告編が終わったところをその回の終了点としてカットすると間違いが少ないというのが筆者の経験です。
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Scene11:1枚のDVDに何話分を書き込むか?

1枚のDVDには連続ドラマだと何話分を収めるのが適当なんでしょうか? 「1枚には1話分だよ」という人もいれば、「入り切るだけ、できるだけたくさん」と人それぞれです。後で整理するための特別の理由がなければ、DVDの容量いっぱいまで収めた方が全体でのDVDの枚数が少なくて助かります。
私たちが通常普通に入手できる12cmの記録用DVDには記録面が1層のものと2層のものがあり、それぞれ4.7ギガバイトと8.5ギガバイトの記録容量を持っています。2層のものはDL(Double Layer)とも呼ばれています。2層のものは記録容量が大きく、その分たくさんドラマの回数を記録できるのですが、ここでは話を簡単にするために、1層4.7ギガバイトの記録用DVDを使うということで説明を進めていきます。
パソコンに入っているキャプチャーカードで番組の録画設定をするときに、番組名や曜日、日時の設定のほかに録画形式という設定があったのを覚えていませんでしたか? 録画フォーマットとか録画パラメータと呼んでいる製品もあるようです。この録画形式では、番組を録画するにあたってどのような記録形式で録画するのかを設定します。MPEG1かMEPG2か、WMVか、H.264かなどを決め、画面の画素数や、オーディオの形式なども設定します。ここでは話を簡単にするために、DVDに記録しやすいMPEG2という形式で720ドット×480ドットの画素数で記録する場合について説明を進めていきます。
パソコンで録画した番組を、一般のDVDプレーヤーで再生できるフォーマットに簡単に変換するために、録画形式をMPEG2にして記録ビットレートを2メガビット/秒(以下Mbpsとします)から8Mbpsの間の適当な値に決めておくと便利です。
記録ビットレートは数字が大きいほど画質が良くなりますが、データ・サイズは大きくなってしまいます。8Mbpsだと1時間番組で約4ギガバイトのデータ・サイズとなります。1枚のDVDの記録容量が4.7ギガバイトでしたから、1時間番組1本だけでほぼ一杯になります。記録ビットレートを半分の4Mbpsにすれば、1枚のDVDに1時間番組2話分が記録できる計算になります。さらにそのまた半分の2Mbpsの記録ビットレートで記録すれば、1枚のDVDには1時間番組が4話分記録できます。ただし、2Mbpsで実際に番組を録画すると、動きの激しい場面ではノイズが載ったようなやや品質の悪い画質となってしまい、少し気になりました。子供向けアクション・ヒーローものなどは案外動きが激しい場面が多く、筆者は記録ビットレートを4Mbps以上に設定しています。
民放の連続ドラマなどでは1話分の放送時間が57分程になっている場合が多いようです。このときは5Mbpsの記録ビットレートで録画し、先に説明した番組の開始点と終了点を決定するコツを使って必要部分だけを切り出すと、データ・サイズが約2メガバイトになります。これだと画質としても満足できる状態で、後で説明するメニュー映像を加えても1枚のDVDにちょうど2話分が収まる大きさとなります。
とは言うものの、これは毎回放送時間が同じという前提での話。いつものように5Mbpsの記録ビットレートに設定し、録画時間も予定より長くして待ち受けていた、東京地区で10月中旬に放送開始されたドラマ「のだめカンタービレ」の初回は、時間枠拡大で放送されていました。番組の開始点と終了点を決めて必要部分を切り出してみたところ、データ・サイズが2.7ギガバイトとなっていました。これだと、57分枠で放送した第2話の2ギガバイトと合わせた合計は、わずかに1枚のDVD容量4.7ギガバイトを越えてしまいそうです。連続ドラマは最終回だけでなく、初回についても番組表をじっくりと見て放送時間をしっかりと確認することが大事だと悟りました。
画質のことはともかく、番組をとにかく記録として残したいという場合は、迷わず2Mbpsを選択しましょう。

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Scene12:オーサリング・ソフトでチャプターを打ち込む

さてここからは、パソコンで録画した番組を、一般家庭用のDVDプレーヤーで見ることが出来るフォーマットにしてDVDに焼き込むために、オーサリング・ソフトというものを使います。オーサリング・ソフトはMPEG形式をDVD-Video形式に変換する作業をします。市販のオーサリング・ソフトではビデオ形式の変換のほかに、オーディオ形式の変換、チャプターを打ち込んだり、メニューを作ったりする機能を持つものが多いようです。
オーサリング・ソフトはDVDドライブを購入すると付いてくることが多いようです。PowerProducer、DVD MovieWriter、Nero Vision、SONIC MyDVDなどがこれに該当します。単体商品としても各種販売されています。TMPGEnc DVD Author、Ulead DVD Workshop、Adobe Encore DVD、DVDitなどです。
ここでは各オーサリング・ソフトの個々の操作方法についての詳述はいたしませんので、ご自身がお持ちのソフトウェアでチャプター打ち込みや、メニュー作成が出来るのか、出来るとしたらどう操作するのかを、それぞれの取扱説明書を使って調べてみてください。
さて、チャプターです。チャプターとはDVDプレーヤーで章単位のスキップをさせて視聴するときに使う時間軸上に置いたマークのことです。映画などでは大きく場面が変わる要所々々にチャプターマークが置かれています。作品によっても違うのですが、おおよそ10分から15分おきぐらいでチャプターマークが置かれています。DVDのリモコンでチャプター・スキップボタンを1回進めると、映像は次のチャプターマークまでジャンプします。

この文章ではチャプターマークを狙った場所に置くことを打ち込むと呼んでいます。もし、テレビ番組を録画した自作のDVDに、チャプターを打ち込んでおかないと番組中の見たいシーンに移動するためには、早送りボタンをずっと押し続けることになってしまい、とても不便です。連続ドラマの第何話なのか、サブタイトルが何なのかが表示されるのは、番組のタイトル部分が表示されてしばらくたった所です。ここにチャプターを打ち込んでおけば、チャプター・スキップボタンを押すだけで、画面上にたとえば、第12話「ハンサングンの賭け」(チャングムの誓い)と表示され、「ああ、チャングムの味覚がおかしくなった話の回だ」ということがすぐに分かるわけです。
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Scene13:オーサリングソフトでメニューを作成する −メニューの構造を知っておこうー

映画のDVDをプレイヤーに入れると映画製作会社のマークが表示されたり、著作権に関する注意書きが表示されたりした後で、メインメニューの画面が表示されます。
メインメニューには、映画の全編を再生するボタン、チャプターごとに再生するボタン、特典映像を再生するボタンなどが表示され、リモコンでどれかを選んで再生することができますね。そして例えば、特典映像を再生するボタンを選択すると、新しい別のメニューが表示されます。この新しいメニューのことをメインメニューに対してサブメニューと呼びます。そこには例えば、予告編を再生するボタンや、俳優のインタビューの再生ボタン、監督のコメント付き映像を再生するボタンなどが表示されます。
これらのメインメニューやサブメニューと各再生ボタンの構造を図示すると図13.1のような階層的な構造を持っていることが分かります。

メニューにはいろいろな再生ボタンが並びますが、再生ボタンに加えてサブメニューの中で忘れてはいけないのは、「メインメニューに戻るボタン」です。このボタンは「Home」と表示されたり、「家の形のアイコン」で表現されることが多いようです。このボタンが無いとサブメニューからメインメニューに戻ることができなくなってしまいます。
実際にはメインメニューの「チャプターごとの再生ボタン」の下にも別のサブメニューが付いていたりして、メニューの構造はもっと複雑ですが、ここでは説明は省略することにします。

この文章では主にテレビ番組をDVDに記録することについて説明していますから、メインメニューが複雑になることはあまり無いと思いますが、運動会や結婚式などを自分で撮影したビデオをDVDに整理する場合には時々メインメニュー画面が1枚では足りなくなることがあります。この場合にはメインメニューの続きを表示するためのボタンが必要になります。よく右矢印(→)の形のアイコンで表現されるものです。結婚披露宴だと、@来賓・親族入場、A新郎新婦入場、B開宴の辞、C媒酌人挨拶、D新郎の主賓祝辞、などと式次第が続きますが、これらすべてにそれぞれの再生ボタンを表示すると確かにメインメニューの画面1枚では表示しきれなくなりますね。このような場合に右矢印形のアイコンをメインメニューの画面に置いて、さらにメニューの続きがあることを表現します(図13.2)

ここでも、忘れていけないのがメインメニュー1(Home)に戻るためのボタンですね。項目がメインメニュー2でも入りきらず、メインメニュー3,4と増えていく場合は前の画面に戻るための矢印ボタン(←)だけでなく、「家の形アイコン」で表現される一気にメインメニュー1に戻るためのボタンを各メニューに置いておくと便利です。
この文章では、主にテレビ番組の記録について解説していますので、メインメニューは単純に1枚ということで説明を続けることにいたします。

さて、メインメニュー1枚にも様々な要素がありますね。オーサリングソフトの「メニューの作成」モードで設定しなければならない要素をざっと列記してみました(図13.3)。

  • メニュー背景画面の選択
  • メニューのBGMの選択
  • DVDのタイトルの入力
  • 動画再生ボタンの数の決定
  • 動画再生ボタンのレイアウトの決定
  • 動画の説明文章の入力
  • 動画再生ボタンに表示するアイコン画像の選択

まずは「1、メニュー背景画面の選択」です。オーサリングソフトに著作権フリーの画像がいくつか用意されていると思いますからそれを利用することにしましょう。もちろん自分で作った画像や模様を背景に使っても構いません。スタンダードなテレビ画像のサイズは横4に対して縦3の割合になっています。ハイビジョンではこの比率が16:9になります。
メニュー画面でのBGMを選ぶことが出来るオーサリングソフトがあります。これも記録しようとする動画にふさわしそうな著作権フリーの音楽がいくつか用意されていると思いますから、それを利用しましょう。自分で作った音楽やジングルをBGMに使っても構いません。メニュー画面が表示されている間、繰り返して演奏される設定が通常です。あまり短い曲だと短時間に何度も繰り返すことになり、だんだん耳障りになってきます。30秒以上の曲がふさわしいでしょう。
次は「3、DVDのタイトルの入力」を行います。録画したテレビ番組のタイトルをそのまま入力するのが良いでしょう。番組がドラマで、タイトルが「夏の終わり」だとしたらそのまま「ドラマ 夏の終わり」などと入力します。もし入力欄に余裕があれば放送日や放送期間、放送局名などの補助情報も入力します。
「4、動画再生ボタンの数の決定」は1枚のDVDに何話分の番組を記録するかで決まります。この文章のScene11「1枚のDVDに何話分を書き込むか?」では記録ビットレートを4Mbpsにして1枚のDVDに1時間番組なら2話記録することをお勧めしています。ここでも1枚のDVDに2話分の動画を記録することと仮定して話を進めていきます。ですから、ここでは動画再生ボタンの数は2となります。
次に「5、動画再生ボタンのレイアウトの決定」を行います。縦に並べる方法と横に並べる方法があります。もちろん斜めに並べたり大きさを変えたり、バリエーションは豊富ですが、まずは縦と横の並べ方による違いを理解することにしましょう。図13.3では動画1の再生ボタンをアイコン1に、動画2の再生ボタンをアイコン2として縦に並べました。図13.4では動画再生ボタンのアイコンが2つ横に並べてありますね。縦に並べると各動画の説明文章の欄が横長になります。各回の番組のタイトルが長いときに便利です。2時間ドラマのサブタイトルなどは「栄養士デカ冴子の事件ファイル 湯けむり温泉猟奇殺人事件の手がかりを探す知りすぎた男とその妻が見た戦慄の結末、身も凍る高脂血症にヒトシが叫ぶ」などと、とてもとても長いので縦並びが向いています。

一方 図13.4に例を示したとおり動画再生ボタンのアイコンを横並びにすると、今度は動画の説明文章の欄が縦長になります。各回の番組の内容として多数の項目を書き込みたいときに便利です。例えば出演者の名前を列挙したり、曲のタイトルの列挙、監督・演出家・脚本家などの多くのスタッフを列挙したいときに選択します。縦並び、横並び、それぞれのレイアウトの特徴を理解してうまく使い分けてみてください

そして動画再生ボタンに、その動画の1シーンを選んで分かりやすいアイコンとなるように貼り付ける作業が「7、動画再生ボタンに表示するアイコン画像の選択」です。使用するオーサリングソフトによって違いますが、通常は動画の最初の1コマが自動的に選択されます。自動的に選ばれる最初の1コマが気に入らない場合は自分で好きなシーンを選んで静止画データとして保存しておきその静止画の絵を再生ボタンに割り当てます。図13.3や図13.4では船のシーンが静止画として選ばれています。オーサリングソフトによってはScene12で説明したチャプターを打ち込むときに、チャプターごとに自分の好きなシーンを選んで割り当てることで再生ボタンのアイコンが自動的に作成されるものもあります。
また、動画再生ボタンに静止画ではなくアイコンサイズの短い動画を割り当てることが出来るオーサリングソフトもあります。お使いのオーサリングソフトにどんな機能が付いているかをよく確認して、いろいろ試してみるといいでしょう。

メニュー画面の作成が終わったら、いよいよ出来上がったデータをDVDに書き込みます。買ってきた生のディスクをドライブに挿入してオーサリングソフトの指示に従って書込み操作をします。書き込み速度の倍率が買ってきたディスクの倍率と合っているかどうかをよく確認してスタートしてください。上手く書き込めるかどうか心配なら、書き換え可能なディスクであるDVD+RWを使って書き込み練習をしてみましょう。DVD+RWは万が一書き込みに失敗しても、何度でも再挑戦できますよ。

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Scene14:DVDにタイトルを印刷しよう

完成したDVDの枚数が増えてくると、どのディスクに何を記録したのかが分からなくなってしまいます。DVDプレイヤーにかけてメニュー画像を見れば何を記録したのかが分かりますが、いちいちそうするのは面倒です。ディスクの印刷面に何を記録したのかを書いておけば一目瞭然です。印刷面とは、ディスクのメーカー名が印刷されている面のことです。印刷面に、インクジェットプリンターなどで好きな文字や模様を描けるように白色のインク吸着層を塗ったディスクも各種販売されるようになりました。プリンタブルDVDと呼ばれて販売されています。本文では、印刷面やインク吸着層を塗った面のことを総称してレーベル面と呼ぶことにします。

プリンタブルDVDでは中心の穴とその円周の透明部分には印刷ができませんが、この印刷不能領域の大きさが違うものが何種類かあるのをご存知でしょうか?一番小さいものだとその直径が24mmです。これだと印刷できる面積が広く、いろいろな図柄や文字をを自由に印刷することが出来ます。印刷不能領域の直径が大きいものはその直径が42mmあります。たくさん流通している一般的なディスクは42mmのようです。

最近はプリンタブルDVDでレーベル面が白色以外のカラーになっているものもあるようです。記録する番組のジャンルで色を使い分けるなど、使い分けを工夫することが出来ます。
これらレーベル面に情報を書くには、どんな方法があるでしょうか?
  1. 筆記具を使う
  2. インクジェット・プリンターを使う

手書きで文字や簡単なイラストを書く場合には筆記具を使います。
プリンタブルDVDには水性ペン、油性ペン、ボールペンなど様々な筆記具で書くことができます。メーカー名が印刷してある光沢のある印刷面は撥水性が高いために水性ペンだとはじかれてしまうことがあります。この場合は油性ペンを使うのがいいでしょう。

DVDは筆記具に対して比較的丈夫ですが、CDやCD−Rはとてもデリケートです。
CDやCD−Rなどは全体の厚さ1.2mmのうちレーベル面と記録層の距離がわずか数10μm(数百分の1mm)しかありません。反対側のレーザーが当たる透明な面の表面から記録層までの距離はほぼ1.2mmもあるということになります。ですから、透明な面には多少の傷が付いても何とかなりますが、レーベル面が剥がれるぐらいの傷が付いた場合は、その傷は記録面にまで達してしまう可能性があるということです。

CD−Rのレーベル面に硬いボールペンなどで強く文字を書くとレーベル面が剥がれ、記録面にまで傷をつけてしまう心配がありますから、できればペン先がフェルトのディスク用の専用のマーカーペンで文字を書くことをお勧めします。

対してDVDの場合はレーベル面から記録層までの距離がほぼ0.6mmありますから、CDよりは筆記具による傷には強いといえます。ただし安心のためにはなるべくディスク用の専用マーカーペンを使いましょう

DVDはCDやCD−Rに比べて傷に対して強いことが分かりましたが、ディスクの反りに対してはあまり強くありません。これはDVDがCDやCD−Rの7倍ほどの高密度でデータを記録している媒体だからです。
CDやCD−R用として、接着剤が塗られた貼り付けるタイプの専用ラベルが売られています。専用用紙にプリンターなどでラベルに描く模様や文字を印刷し、ラベル貼り器を使って中心を合わせCDやCD−Rに接着します。ラベルをディスクに貼り付けるとほんの少しですが接着の作用でディスクが反ってしまいます。ですから、CDやCD−R用の貼り付けるタイプのラベルはなるべくDVDには使用しないほうがいいということになります。CD−Rは記録密度があまり高くないので、多少の反りがあっても問題ありませんが、DVDはデリケートで、データの読み出しに支障が起こる場合があります。
CD−Rの場合でもドライブがテーブル式トレイのものでは無く、スリットに直接ディスクを入れるスロットイン式の場合は、稀にドライブ内で専用ラベルが剥がれてディスクが詰まって出なくなる場合があります。専用ラベルがしっかりとディスク面に接着されていることを良く確認しましょう。
DVDでは、凝った模様やイラストなどを印刷したい場合には、専用ラベルを貼るのでは無く、プリンタブルDVDに直接インクジェット・プリンターで印刷することをお勧めします。

ここまでは、レーベル面に模様や文字を描くにはどんな手段があるかを説明してきました。次に、レーベル面に何を書くべきかを考えてみることにしましょう。
レーベルをちょっと見ただけで記録したテレビ番組の内容が分かるようにするためには、番組名やドラマのタイトルだけでなく、もう少し詳しい情報も書き込んでおくといいでしょう。
これらのもう少し詳しい情報のことを一般的にはメタデータと呼んでいます。メタデータという言葉は、テレビ番組の情報以外にも使います。例えば音楽のメタデータには、曲名、歌手の名前、作詞・作曲家名、その曲が発売になった年などがあげられます。テレビ番組の場合であれば、下の表のようなデータがメタデータとして考えられますね。

例1 例2
番組名 いつか見た青い空 栄養士デカ冴子の事件ファイル
シリーズ名 向田邦子終戦特別企画
回数 全1話 前編(全2話)
サブタイトル 湯けむり温泉猟奇殺人事件の手がかりを探す知りすぎた男とその妻が見た戦慄の結末、身も凍る高脂血症にヒトシが叫ぶ
ジャンル ドラマスペシャル 2時間ドラマル
放送日 1995/08/07 2007/04/12
放送した放送局 TBS 北海道しばれるテレビ
制作局 TBS 関西おどろき放送
制作会社 カノックス/TBS フリーザー
原作 向田邦子 平山ヒトシ
脚本 山元清多 張間 灘
演出 久世光彦 大和英男
ナレーション 黒柳徹子 甘井恵美子
出演者1 岸恵子 高田薫
出演者2 清水美砂 中野俊治
・・・ ・・・ ・・・

メタデータの項目すべてを印刷するか、選んで一部だけを印刷するか、選ぶとすれば何と何を選ぶのかを決定しなければなりません。いろいろ書いておきたくなりますが、案外書き込める文字数は多くはないものです。

"A図"の例では、番組名、サブタイトル、放送日、制作局名、原作、出演者、回数の7項目を選んでいます。

これで完成なのですが、白地に文字ばかりだと少し寂しいので、模様を入れてみることにしましょう。著作権フリーのDVD用レーベル素材がいろいろ用意されていますから、インターネットからダウンロードして使いましょう。検索エンジンで「フリー、DVD、ラベル、素材」などのキーワードを入れてWebページ検索するといくつかの著作権フリー素材のホームページが表示されることと思います。
花や鳥など自然物をモチーフにしたデザイン、水玉や星形など幾何学模様をモチーフにしたデザインなど様々な種類のものを見つけることができると思います。番組の内容に合ったデザインのものをダウンロードして、うまく文字と組み合わせて印刷してみましょう。

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Scene15:DVDを整理して保管しよう

お楽しみいただいてきたヒトシのDVD教室も今回で最終回を迎えることとなりました。 すでにみなさんの手元にもたくさんの想い出や記録が詰まったDVDがたくさん貯まってきているのではないでしょうか? どのようにして保管していますか? スピンドルに積んだままですか? それだと何がどこに入っているかすぐには分かりませし、取り出すのも不便です。ここでは整理してファイルする方法についてご紹介したいと思います。

スピンドルケースに積んだままで整理していない記録済みメディア

(1)不織布ケースを使う
たくさんの友達に渡したい、郵便で送りたいなどという場合に便利なのが不織布ケースに入れるという方法です。雑誌の付録についているCD−ROMやDVDなどで不織布のケースを使っているのをよく見かけます。何といっても便利なのは薄くて軽いということです。そしてとても安い。100枚で800円もしない値段だと思います。
穴が2つ付いていて簡単なファイルに綴じることができるものも色々販売されているようです。このままファイルすると見開きで2枚収納できることになります。

色とりどりの不織布ケースの例
見開き2枚のメディアを収納できるファイルの例

(2)音楽CDサイズのプラスチックケースを使う
市販のミュージックCDを収納しているのとほぼ同じ大きさでDVDメディアを収納できるプラスチックケースが販売されています。通常のプラスチックケースの厚さは10mm程度ですが、薄型の5mmのもの、20mmと厚手だが4枚入る、あるいは6枚入るものなどいろいろな種類のものがあります。
プラスチックケースが便利なことは、音楽CD用のボックスや棚などが各種販売されていてこれらが利用できるということ。それと、中のメディアをハードケースによって守るタイプのものでは最小のサイズであるということです。出張などにDVDプレイヤー付きのパソコンを持って出かけるときにはこのタイプのハードケースにDVDメディアを入れて持参すれば暇な時間に録画したテレビドラマなどを楽しむことができます。

6枚のメディアが入るプラスチックケースの例

持ち運びだけで考えるのであれば、CDサイズのプラスチックケースより一回り大きくなりますが、ソフトシェルで中のメディアを保護するタイプのものも各種あるようです。

(3)映画DVDサイズのトールケースを使う
市販されている映画のDVDを収めているケースをトールケースと呼んでいます。幅が14cmぐらいで高さが19cmぐらいですから、だいたいVHSのビデオテープと同じぐらいの大きさです。トールケースはビデオテープで映画を売ったり貸したりしていたお店の棚をそのままDVDになっても利用できるようにと考えて作られた大きさになっています。市販の映画DVDをたくさん購入する人が、同じ棚に自分で録画したテレビ番組のライブラリなどを収納する場合に便利です。1つのトールケースで通常は1枚のメディアを収納しますが、2枚以上のものもあり、多いものだと7枚以上入るものも販売されているようです。テレビドラマを1シーズン分丸ごと入るのには丁度いいと思います。

2枚のメディアが入るトールケースの例

(4)冊子型ファイルを使う
冊子型のファイルで一番よく見かけるのは見開きで4枚のメディアが収納できるタイプのものです。

見開き4枚のメディアを収納できるファイルの例

冊子タイプの特徴は、一般家庭で良くみかける本棚に並べるのに適当な大きさであるということです。私が一番便利に使っているのは見開きで6枚のメディアが入るアルバムタイプのファイルです。1冊のアルバムで200枚近くのメディアを収納することができます。

見開き6枚のメディアを収納できるファイルの例

大量のDVDを焼いてライブラリを楽しんでいる私には収容能力の高いこのアルバムタイプのものが向いています。実はこのような市販品を見つけることができなかったので、1枚で両面に6枚を収納できる用紙と4穴のリングバインダーをそれぞれ別々に入手して組み合わせました。すでにアルバムは6冊ほどになっていますから1000枚以上のDVDを貯めこんで来たことになるわけですね。
「連続ドラマ1,2,3」とかテレビ放送された映画を「日本映画」「洋画」「アドベンチャーもの」などとタイトル付けして分類をしています。

それぞれの目的に合わせた最適な整理・ファイルの方法を選択していただき、せっかく記録したDVDのコレクションを最大限生かすようにして、趣味の時間をより楽しく過ごすように工夫をいたしましょう。

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DVDの楽しみ方
VOL.1"
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VOL.3
VOL.4
VOL.5
Scene1 ビデオテープには、映画を録画したものだった
Scene2 テレビ番組の何を録画するべきか?
Scene3 テレビ番組の弱点、突然の「臨時ニュース」
Scene4 裏番組も録画しよう
Scene5 裏番組を録画するときの戦略
Scene6 CMの位置を効率的に見つけるには
Scene7 CMは削除すべきなのか?
Scene8 少し長めに番組予約をしよう
Scene9 番組のタイトルを記録しよう
Scene10 番組の終了点を決めよう。-連続ドラマの場合-
Scene11 1枚のDVDに何話分を書き込むか?
Scene12 オーサリング・ソフトでチャプターを打ち込む
Scene13 オーサリングソフトでメニューを作成する −メニューの構造を知っておこうー
Scene14 タイトル印刷
Scene15 保存・管理の方法
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